必殺の英単語の覚え方

京大

 英語は専門ではないので、単に英語好きのおじさんの意見として読んでください。

 とは言え、京大入試では英語でも圧勝したので、根拠のない話ではありません。

 まず、京大の英文解釈は対策が立てやすいです。

 京大の英語は長文2問と英作1問で構成されていますが(長年そうだったので、多分、今もそのはず)、基本的に読め・訳せとしか要求してこないので、読めれば勝ちです。

 ただ、文章自体は難しいので、これに慣れることが必要です。そのために、それなりの長文を1日に1本、じっくり読むといったトレーニングを続けることがお勧めで、半年もすれば読めるようになると思います。

 ここで問題となるのはボキャブラリーの量です。

 一般的には、入試では6000語ぐらいが必要だとされていますが、私の感覚では6000では少なすぎます。

 知らない単語に出くわすと、前後の文脈から意味を推測して読むことになりますが、当然ながら意味を取り違える可能性もありますし、そういう読み方をしていると英文解釈に時間がかかります。英文解釈で時間を使い過ぎると英作に十分な時間を投入できなくなり、高得点が難しくなります。

 ボキャブラリーが少ないと、いいことは一つもないのです。

 私自身は受験時2万語ぐらいのボキャブラリーがあり、長文2問の中で知らなかった単語は1つだけだったので、ほぼ完璧に読めました。

 ボキャブラリーを増やす必要があるのです。

 しかし、多くの諸君がやっている方法は単語帳を睨み続けるとか、ノートに同じ単語を何回も書いて覚えようとするもので、これは面白くないし、効率も悪いです。

 ということで、今回は効果抜群の英単語の覚え方を紹介します。

 これは、通っていた予備校の先生に教わった方法です。

 その先生は大阪大学の外国語学部(当時の大阪外国語大学)の教授もされていて、授業はすごくユニークなものでした。授業中、一度も椅子から立ち上がることはなく、重要単語が出てくれば、「これのsynonymはね …」などと言いながら、手の届く範囲の黒板に類義語をずらずらと10個ぐらい書いて、微妙なニュアンスの違いを説明するといったものでした。

 話し方も抜群に上手く、にっと笑いながら下ネタを話すときの表情を今でも思い出します。

 さて、この方法は通常の方法に比べて、かける労力が圧倒的に少なくて済みます。

 具体的には、英語の勉強をしている中で知らない単語に出会ったら、意味を調べた後、その単語を含む1文をノートに書き、1日に3回以上読むという作業を3日続けるだけです。

 時間間隔をおいて、何度かインプットすることで、脳が覚えるべきだと認定してくれるのです。

 その結果、作業は楽で、しかも、定着率が異常に高いということが起こります。 

 それでは、必殺の英単語記憶法をどうぞ。

  • 知らない単語に出くわしたら、意味を調べ、意味が分かったら、その単語を含む1文をノートに書く。日本語は書かない。
  • こうして作った単語ノートを1日に最低3回読む。
  • 単語ノートには、一度調べた単語を含む1文が書いてあるので、大概は意味が分かる。しかし、忘れている場合は調べ直す。
  • 3日も読み続けると、完璧に頭に入ったという実感がわくので、覚えたと思う単語を含む1文は線を入れて消していく。
  • 単語ノートには、まず3日分の単語が書かれ、その後は4日目の単語が増え、1日目の単語が消されるという形になるので、1回に読む量は3日分ということになる。
  • こうして覚えた単語は非常に忘れにくい。
  • 同じ単語でも異なる意味で使われていて、意味が分からなかったら、もう一度書けばよい。

 受験生が1日に30語ずつ覚えたら、それだけで1万語ぐらいになりますし、もう少し計画的に取り組めば受験は楽勝になります。

 たとえば、中1から始めて、1日10語ずつ覚えると、1年で3000語、6年で18000語です。 

 ps1.今回の英単語の覚え方は「小さな数学塾のヒミツ」からの抜粋でした。

 ps2.英作で高得点を取る方法は次回に紹介しようと思います。

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